1999.10.11-12,2001.10.09 Wurzburg
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ヴュルツブルグ Wurzburg 1999/2001 |
ドレスデンに4泊、ハンブルグに4泊した後、ウュルツブルグに1泊した。ここからフッセンまで350kmを南下する古い道が、ロマンチック街道である。
1995年、1996年と二回、ローテンブルグまでヨーロッパバスで行ったが、フランクフルト中央駅前を出て、アウトバーンを1時間半ほど走ると、ロマンチック街道の出発点ヴュルツブルグに着く。ヨーロッパバスには日本語の解説があるので、レントゲン博士の研究室とかアルテマイン橋は知っていた。ここで、往路、復路ともに15分ほど休憩するので、駅前には4回来ている。
ここを流れているのは、マイン川。この川はフランクフルトを通って、マインツでライン川に合流する。
フランケンワインの産地で、ボックス・ボイテルという昔の水筒型の瓶に入った白ワインも有名。街の外側はほとんどワイン畑で、駅の裏にも見事なワイン畑が広がっている。
フランケンは、サッパリした辛口のワインで、フルーツの爽やかな香りが楽しめる。日本にはあまり輸入されていないようで、日本橋高島屋で1種類だけ売られている。
3本買ったが、高級品でも30マルク以下。フランクフルト空港地下のスーパーマーケットにもたくさんの種類が売られている。買うなら、高いものをお奨めする。当たり前だが、7マルクより30マルクのフランケンのほうが四倍美味い。日本まで持って帰る手間を考えると、よりフルーティーな高いものにしよう。と、言っても30マルクは1600円(2000年7月現在)。
フランケンワインの老舗 Burgerspital Zum Hl. Geist
ヴュルツブルグ情報 http://www.wuerzburg.de ホテル予約も可能
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宿泊したホテルの前の宿 こちらのほうが良さそう | ドーム | アルテマイン橋 もちろん川はマイン川 |
レジデンツと美しい庭
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| 庭が見事でした | | |
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【この写真、編集ミスでVGAを無くしてしまった よく撮れているのに残念】 | | |
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| ホーフ教会の庭 | 有名なHL. Geistのワイン店 この店の立ち飲み場を、フェダーバイザーで紹介 | |
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2001:HL. Geistワイン店 たくさん並んでいます | こちらはフランケンの赤 やはり白が美味いです | ワインゼリーGelee さらりとしています |
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| 2001: | ゼクト(シャンペン) | 駅の売店のハンバーグ もちろんマクドナルドより美味しいです |
マリエンベルグ要塞
着いた日の夜、街を散歩していたら、丘の上にライトアップされた城が見えた。プラハと同じ光景である。丘の上の要塞としては、ハイデルベルクが有名だが、ヴュルツブルグの方が観光客が少なく、落ち着いて見ることができる。
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| レジデンツから見たマリエンブルク要塞 | アルテマイン橋から | |
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| | アルテマイン橋を渡ったところにある 案内板 40分のほうは車もOK |
ヴュルツブルグでの失敗
1.ホテルの選択ミス
インターネットで予約したのが、なんとなくホームページのデザインに引かれて、雰囲気だけで選んでしまった。Populerという一階がレストランになったガストホフで、リフトがなく大きな荷物を二階の部屋まで運ぶのが一苦労。部屋も広いだけで、無愛想である。

2.ホテルの食事が最低
数年前、リンダウのガストホフに泊まった時に、美味しい料理だったので、そのイメージが強く残っていて、ここで食事をするとハナから決めてしまっていた。最後の一日で、疲れていたせいもあると思う。いちいち、メニューまで借りてきて、独和辞典いろいろ調べて、いざ食事が来たら、どれも塩辛いだけで、ひどく不味かった。右のスープも、肉も、すべて塩味しかしない!
以前、ヨーロッパバスからの注文で、ローテンブルグの指定レストランで食べた味と同じである。これで、塩辛いだけの食事は二回目である。
夕暮れの市内を散歩した際、日本でガイドブックを眺めていた時に「行こう」と思っていた、Burgerspitalで、メニューに好物の牛肉巻き(RinderRollen)があったのに。全く惜しいことをした。
3.リーメンシュナイダーを見なかった
2000年7月のNHK教育テレビ「新・日曜美術館」で、リーメンシュナイダーの特集があった。いつもの通り漫然と眺めていたら、ヴュルツブルグ、ローテンブルグなどと石澤アナウンサーが話しているので、驚いた。
ドームにもノイミュンスター教会にも入らなかったし、マリエンブルグ要塞の美術館にも行かなかった。ローテンブルグの立派な彼の木彫りも見た覚えがない。ヨーロッパバスで休憩するCreglingenで教会に入った覚えがあるの、ここで見ているハズなのだが木彫りの祭壇は記憶にない。
ということで、ヴュルツブルブには、もう一度行かなければならない。その時は、リーメンシュナイダーを見て、フランケンを飲みながら、美味しい夕食を食べるのだ!
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