マジパンとロートシュポン
リューベックの名物は、どのガイドブックにも、ニーダーエッガーNiedereggerのアーモンドの粉で作った焼き菓子「マルチパン(マジパン)」と、ボルドーの赤ワインをリューベックで熟成させたロートシュポンRotsponだと書いてある。
期待して購入したが、どちらも味はイマイチであった。
マジパンのニーダーエッガー本店は観光客でごった返していた。種類も多く、珍しいのでお土産に喜ばれるようだ。写真の通りたくさん購入したが、おいしさならチョコレートのほうが上である。写真中央の、チョコレートでコーティングされた方が美味しい。
それに、ニーダーエッガーは、フランクフルトの空港は勿論のこと、ヴェルツブルグの駅の売店や、サンフランシスコのスーパーでも売っており、希少価値がなくなりつつある。
ロートシュポンは、20DM以下の安いものを購入したせいか、単なる安い赤ワインであった。寒いリューベックで熟成させようと、ボルドーの樽で貯蔵していようと、元が悪ければうまくない。
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