1999.10 Dresden Hamburg
 ヨーロッパの変な店


 ヨーロッパを旅していると、ときたま変な店をみかける。こんなもの売れるのかな?いったいどんな人が買うのだろう? と気になってしまう。

 ヨーロッパには5、6回しか行っていないが、いちばん変な店だったのは、ドイツに隣接するスイス、バーゼルで見かけた「携帯日時計屋」。写真を撮らなかったのを悔やんでいるが、小さなショウ・ウィンドウに、小さな古めかしい日時計が並んでいた。

 ロマンチック街道の中心地、ローテンブルグの「クリスマス飾り屋」は有名だが、ここは日本にも店開きした。


ローテンブルグのクリスマスのガラス球飾り屋

 この店、1995年に見つけたが、1997年にはもう店仕舞いしていた。クリスマスのオーナメントの中で、特にガラスの球に絵付けしたもののみを販売していたのだが。

ガラス球飾り屋こちらは商売繁盛の木のクリスマス飾り屋


ドレスデンのブルーオニオン陶器屋

 中国陶器のざくろ柄をまねたブルーオニオンは、ドイツのマイセン、フェッチェンローター、チェコのカールスバードや日本の陶器メーカーも作っているが、この店はその専門店。
 陶器だけでなく、テーブルクロスやナプキンなどもブルーオニオン柄のみ扱っている。


マインツの水パイプ屋

 かなりヒッピー文化やインドの気配が濃厚な店で、ガラス製の水パイプがたくさん並んでいる。


マインツの量り売りリキュール屋

 酒屋なのだが、リキュール類を量り売りする樽が並んでいる。流行のようで、他の都市でも見かけた。

Kazuo Shimokawa